東京茶寮こそ至高
少し前に三軒茶屋にある東京茶寮に行ってきました。
少し奥まった所にあるのかと思ったら、比較的大きい道沿いにちょこんと店を構えていました。
以前東京茶寮の特集を雑誌で見て、
- 大好きな安藤忠雄建築的、コンクリート打ちっぱなしのミニマリズム建造物
- 日本茶と和菓子を提供する珍しい今どきのカフェ
- おしゃれでキレイな女性がいそう
という理由で8月くらいから首を長くして行くタイミングを見計らっていました。(最後の理由は余計ですね)
店内はこんな感じで、座席は店員さんがサーブするスペースをU字に囲った配置になっています。
普通のカフェと異なり、余白の空間を多く作っているのでスペース全体が実際よりもかなり広く感じられます。
今回は店員さんのオススメもあり、『ハンドドリップ煎茶2種飲み比べ+お茶菓子』1,300円(税込)をいただきました。
東京茶寮と普通のお茶屋さんと違う所はデザインだけでなく、淹れ方にもあります。
普通お茶を淹れる時は急須を使いますが、東京茶寮は元々コーヒーショップをやっていたこともありドリッパーを使って抽出をしています。
味にどのような違いが出るのかはわかりませんが、ドリップスタイルのほうが洗練されている感は高いですね。
お茶菓子は貴腐ワインレーズン大福、お茶は宵の七曜星(静岡)・ゆめかおり(鹿児島)をセレクト。
「貴腐ワイン」とは?
→貴腐葡萄からつくられるワインです。
素晴らしい香りと甘美な風味。その希少性から「ワインの帝王・帝王のワイン」と呼ばれています。
貴腐葡萄は完熟した葡萄に貴腐菌(ボトリティス・シネレア)がついて出来る特殊な葡萄です。貴腐菌が果皮のロウ質を壊すことにより、果汁中の水分が蒸発。糖度が著しく濃縮されて、木になったままで乾葡萄のような状態になっていきます。
ただし、この菌は未熟な葡萄につくと灰色カビ病となり、収穫期に雨が多いと貴腐ならぬただの腐敗に転落してしまう二面性を持っています。
サントリー公式サイトより
クリームチーズ、あんず(?)、レーズン入り餡とかなり洋風なお茶菓子でしたが、お茶にもピッタリな一品でした。
青野のらむれーずん大福に雰囲気似てますね。
個人的には苦味の強い宵の七曜星の方がこの大人な甘味には合いました。
茶菓子を食べてお茶を2杯ずつ飲んだ後、宵の七曜星に玄米を入れて玄米茶を作ってもらい、それを飲みながら店員さんや他のお客さん(しかも美人!)と話をしました。
1人で来てた女性の方は「毎月1回は東京のおしゃれな空気を吸いに田舎から来てるんです!」と写真撮影やお茶を楽しんでいました。
僕も東京に行くのは同じくらいの頻度です。前回行った時は葉巻を買いましたが、次回もまたこの女性のように、新しいモノやコトに触れたいなと思っています。
東京茶寮めちゃくちゃよかったなぁ
東京に引っ越して東京茶寮で仕事したいなぁ
ではでは。